
もし鋳物がなくなったら?第三弾:エネルギーインフラ編 — 社会の心臓を支える鋳物「もし、街が一瞬で真っ暗になったら?」
こんにちは!佐々木です。
「もし鋳物がなくなったら?」シリーズもいよいよ最終回。今回はエネルギーインフラ編です。
電気・水・ガス――これらは人々の生活を支える“社会の心臓”ですが、その裏側にも鋳物の力が隠れています。
発電所が止まる
夜になっても街の明かりがつかない…。
火力発電所のボイラーやタービン、地熱発電や風力発電の設備には、耐熱性・耐圧性に優れた鋳物部品が欠かせません。
もし鋳物がなければ、発電そのものが不可能になり、社会は一瞬で暗闇に包まれます。
水も止まる
蛇口をひねっても一滴も出ない。
上下水道や水処理施設で使われるポンプやバルブも鋳物で作られています。
これがなくなれば水の供給は完全にストップし、飲み水もトイレも使えない生活が始まります。清潔さが失われ、健康や衛生面にも大きな危機を招くでしょう。
ガスも供給されない
冬の寒い夜、暖房をつけようとしてもガスが出ない。調理もできず、凍える生活を強いられます。
都市ガスの供給設備にも鋳物は不可欠で、もし失われれば人々の暮らしは一気に不安定になってしまいます。
エネルギーは「便利さ」ではなく、人の命に直結するインフラなのです。
もし鋳物が消えたら…
電気も水もガスも失われる。
それは「少し不便」ではなく、社会そのものが立ち行かなくなる世界です。鋳物は目に見えない場所でこそ、その真価を発揮しています。
札幌高級鋳物は、この“見えないインフラ”を守り、次の世代へ技術をつなぎ続けます。
暗闇の中で星がきれいに見えるかもしれません。
でも、安心して暮らせる明るい社会を支えているのは、やはり鋳物の力なのです。
三部作「もし鋳物がなくなったら?」シリーズを最後までご覧いただき、心より感謝いたします。これからも札幌高級鋳物は、皆さまの“当たり前の暮らし”を支え続けます。