BLOG

[ブログ] 小椋ってどんな人なの?(コーヒーブレイク)

さて、自己紹介シリーズも盛り上がっているところですが、ここでコーヒーブレイクを兼ねて近況報告です。

当社所在地である発寒鉄工団地では、鉄工団地協同組合にて毎年、玉掛け技能講習を実施しており、技能講習講師については同じ鉄工団地内で国が定めた基準をクリアした方が国から委嘱され務めています。

昨年秋頃に長年講師を務めていた方の高齢化と離退職などにより相当数が減少しているとのことで、新たに講師の候補者の推薦状が届き、社長から「小椋さん出来るんじゃない?」と言われましたが、通常業務に追われていたこともありお断りしました。

断ったことで、話自体が無くなったと思っていた今年3月頃にまた講師候補者の推薦状と共に、鉄工団地協同組合の理事の方が来社し、再度検討頂けないか相談を受け、理事の困り果てた様子をみると心のやさしい小椋は「分かりました、やりましょう」とやむなく承諾し、来年から実施ということでしたので、じっくり勉強して思い出そうと思っていました。(30年以上前に取得したもので・・・)

 

今年5月には国の基準をクリアし講師資格を取得したと同時に組合理事から急遽、今年の7月からお願いしたいと連絡がありました。コロナの影響で昨年の技能講習を中止したため今年の受講者が多く2回実施するためでした。

玉掛け技能講習はテキストに沿って実施するのですが、とても退屈な講習のイメージがあり少しでも受講者の理解を深める工夫が必要と考えていたので独自の資料を慌てて作り始めました。

休日返上で約1カ月半かけて作成し何とか間に合わせることができ、あとは2日間計12時間の講習をやり遂げることができるのかを残すところです。

こうして技能講習当日を迎え、デビュー戦を無事終了しました。講義を振り返ると、だいたいイメージ通りにできたと自負しております。

反省点としては、更に分かりやすい説明が必要なポイントもわかりましたので、資料内容と説明方法のアップデートを重ねていく所存です。

 

受講者のみなさま、無事に合格を祈っています。

最後に、人前で話すためには自分がより勉強し理解を深めなければなりません。改めてまた自分の役割が増え良い経験をさせて頂きました。

ちなみに、私は元々人前で話すことが苦手で、緊張で声が震えるタイプでしたが、事務所に配属してから多くの方に接する機会が増え、社内勉強会講師や会議等の議長などで気が付くと完全に克服しており今では人前で話すことが苦手だったと言っても誰も信用してくれません。(笑)

ありがとうございました。

札幌高級鋳物株式会社
取締役 工場長

小椋博樹

*{写真}玉掛け講習(2022年7月)

BACK TO LISTS